スローカーTb四重奏団コンサートに行って来たよ

行って来ましたスローカートロンボーン四重奏団!

東北では水沢だけってコトで、車で1時間半かけてZホールへ。

行く道すがら「あー、Zホールって何処だっけ?」と不安なコト言いながらも、一発で到着。

いやー、水沢の土地勘がついてきたよ。北上はワーナーマイカル(さくら野)しか行かないのに、毎回迷うけど。さくらホールは多分大丈夫。大船渡からまっすぐだから。

水沢(盛街道?)は途中だいぶ道路が良くなってきていたけど、まだまだ工事中が多いねえ。つか途中でまったく未舗装の土むきだしの所があったけど、雪が降らないうちに早く舗装して下さい国土交通省

今日のプログラム、1時からクリニックの見学も出来るとのコトで、それも見たい! と息巻いて12時50分到着(遅いよ)。でも、準備が長引いていて余裕で見学できた。

内容は3つの金管8重奏の公開クリニック。クリニックとは、まあ、その先生が演奏を聴いて、ここはこーした方がいいとか、アドバイスをくれたりするもの。ご指導いただくってワケだけど、それをスローカー氏自らやってくれるってヤツ。まあすごい。

1つ目の団体は、地元水沢高校の金管8重奏。多分来月のアンサンブルコンテストで演奏すると見られる曲を吹いていた。ちゃんと合奏になっております。因みにウチの学校は、昨日期末考査が終わったので、多分これからあわせたりするんじゃないんですか?(爆)

英語を話すスローカー氏。通訳の先生はタイヘンそう。音楽を言葉で説明するのはとても難しい。しかも、それを訳すとなると、訳す人も音楽の知識がないとよく分からないだろう。たぶん分かる人なんだろうケド、何度か「あーうーpict:yellow22」ってシーンが。

丁寧に教えてくれたけど、1つの団体の持ち時間ってのがあって、あえなく水沢高校さん退場。

次は、黒沢尻北高校。ここは、スローカー氏ではなくて別の人が見た。ていうかね、プリプリに太った男の子がホルン吹いてて(体格に見合ったいい音だったよ)、カリカリに細くてちっちゃい女の子がチューバ吹いてるんですけど、どうなんですか?(本人の希望なんだろうけど)因みに、3つ目の団体も黒沢尻北高校サンでした。更に言うと、この三つの団体のチューバ、全員女の子でした。いーんだけどね。ウチらの頃は、男ってだけでチューバにさせられた時代だったもんで。短い吹奏楽歴で女の子のチューバ奏者とプレイしたことはありません。

クリニックは1時間ほどで終わり、いよいよスローカートロンボーン四重奏団のコンサートが始まります。え? 1回ココはけないといけないの? ガビーン。一度外に出て並んでまた入場ってことに。

ウロウロしていたら、なんと今春卒業して大学でトロンボーンを吹いてる後輩に遭遇。大学のオケのトロンボーンの先輩に連れてこられたようで、高校生のトロンボーンの演奏聴いて「うめーっすねpict:nose4」と言っていた。そんな事言うようになったか。

入場してまた座席に着く。

あー、なんか後ろのおばちゃんうるさい・・・。また当たりの悪い席? でも空席に移動するほど空いてなかったので、仕方なく本番を待つ。

第1部はバロックプログラム。1曲目は小フーガト短調。バッハ好きのアヤノさんにはつかみはオッケーな1曲目です。トロンボーンのやわらかい音色で奏でられる小フーガ。良かったッス。

2曲目は実は知らない曲なんだけど、ドイツ舞踊組曲っての。一度袖にはけた4人、違うトロンボーンを持って現れました。そうそう、トロンボーンってすんげーたくさん種類あんのね。トロンボーン品評会のようでしたよ。

トランペットみたいにちいさいやつとか、やったらデカイのとか。この2曲目の時は、なんか全部ベルのボア径が小さいやつでした。アルトトロンボーン? かどうか分からないけど、その後に出てきたアルトトロンボーンよりも径が小さい。うーん、何ていったらいいか。他のテナーバスみたいなのも、同じくらいベルが小さいの。ラッパのトコの広がりを途中でスパっと切ったみたいな。あと、スライドを手で持って動かすんじゃなくて、棒みたいなのがついてて、より遠くのポジションに届くバストロ? みたいなのとか。へーあんなのあるんだー。

後でぐぐってみよう。

で、あんまり気持ちよくって、ボエーっと半分眠りこけていました(おおい)。気付くと王宮の花火の音楽が。おはようございますヘンデルさんpict:nose5

2部はオペラの曲から。

モーツァルトの「魔笛」の序曲、カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲(私の中では♪す〜くいたあまあえ〜、あべまり〜い〜い〜あ〜♪なんだが)などなど、有名どころが演奏されます。

3つめは歌劇「ウインザーの陽気な女たち」の主題と変奏で「ファルスタッフィアーデ」。何でもスローカートロンボーン四重奏団のために編曲されたそうで、陽気なカンジをバストロンボーンのソロで奏でます。

このバストロ氏、クリニックで黒北サンのを見ていた人で、まさに陽気なおじさん。燕尾服からナゾの赤いジャケとバッハと浮浪者の中間ぐらいのカツラをかぶって(因みにこの人は見事なつるっぱげ(笑))、ロン毛のカツラをじゃまそうにどかしながらソロを奏でます。カヴァレリア〜が静かな曲だったので、舞台の上をあちこち走り回りながらカツラをジャマにしつつ吹く様子はとてもコミカルで面白かったです。

最後はオペラ座の怪人より。もー、コレのために行ったといっても過言じゃない(笑)いや〜ん、舞台真っ暗!! そして闇から4人が登場し、演奏が始まります。

シルエットで「怪人」の扮装をしているのは分かったけど、・・・ていうか4人怪人じゃヘンでしょうが。ダレも似合っていません(笑)でも曲は大満足。あー、コレCD買えば良かったな(悩んだけど買わなかった)。

わ〜パチパチ。超拍手しました。

アンコール、長かったです。ていうかね、5,6曲やったよね?(笑)

余は満足じゃ。

でも不満が1つ。後ろのおばちゃんが、ことあるごとにブツブツ話しをして、曲が始まると、曲目を確認しているのか、プログラムをガサガサ。曲が終わるとまたボソボソ、知ってる曲だと「あ〜」、しまいにゃ静かな曲中に「ぅあ〜ふ」と声を出してあくび・・・。

うるさーい!!pict:yellow17←気が散りやすい

そんな訳で、これからはプログラムはコート紙とか少し厚い紙で作って下さい・・・間違っても上質紙55kgとか70kgとか90kgとかやめてね。色上質なら厚口より厚いのね。特厚以上がベスト。

何かでも、色上質にタダの印刷で作ったプログラムってちょっと不満。今回、1人急病で来られなくなったメンバーがいるらしいから、曲目とか急遽変更にでもなったのかしら? サポートメンバーは暗譜が間に合わなかった曲があったらしく、数曲はコッソリ譜面を見ながら吹いておりました。まあほとんど暗譜してたみたいですけどね。すげえなあ。

はー。

堪能した。

帰りは「貴族の森」にやっと行って来ました♪ 貴族風スパゲッティと貴族セットを戴きましたわ。お皿が想像の2倍の大きさがありまして、驚きましたわ。あれは2人前だったのかしら。一緒に行った友人は完食しておりましたが、わたくしは無理でしたわ。ケーキはいただきましたわ。コーヒーとスパゲッティのお店だけあって、コーヒーはおいしゅうございましたわ。ヲホホ。

いじょ。