珍しくコピペ

京極堂シリーズ映画化! 第1弾主演は堤

 直木賞作家京極(きょうごく)夏彦氏(41)の人気小説「姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)」が映画化されることが27日、分かった。主人公の名探偵、京極堂こと中禅寺秋彦堤真一(39)が演じ、共演陣も永瀬正敏(37)阿部寛(40)宮迫博之(34)に加え、2役のヒロインに原田知世(36)など豪華な顔ぶれがそろう。既に8作が発表されている人気ミステリーだけに、製作側は横溝正史金田一耕助」のようなシリーズ化を予定している。来夏公開。

 ミステリーファンに絶大な人気を誇る「京極堂」シリーズがついに映画化される。94年に第1作「姑獲鳥の夏」が出版されて以来、映画化権の争奪戦が展開されたが、いずれの企画も京極氏の許諾を得られなかった。日本ヘラルドなど製作側の熱意と、魅力的な俳優陣の出演が実現したこともあり、同氏も映画化を快諾。脚本作業にも協力している。

 小説は古本屋の主人、陰陽師、探偵の3つの顔を持つ男、京極堂の活躍を描くベストセラーで、今年「後巷説百物語」で直木賞を受賞した京極氏のデビュー作。発表された8作はいずれも30万部以上の売り上げを記録。スリリングな展開、昭和27年前後を舞台にした独特の雰囲気、さらに「この世には不思議なことなど何もないのだよ」の決めゼリフを持つ博学の主人公や周辺人物らの個性的キャラクターなどが人気となり、書籍紹介誌ダ・ヴィンチで「映画化してほしいミステリー小説」の1位として取り上げられたこともある。

 京極氏が納得しただけに、配役は豪華そのもの。京極堂には「知性が表現できる演技力の持ち主」として堤が抜てき。京極堂の友人で事件にかかわるきっかけをつくる小説家役は「巻き込まれキャラクターが似合う」と評価された永瀬に決まった。財閥の御曹司で不思議な能力を持つ私立探偵・榎木津礼二郎には阿部、榎木津の幼なじみの刑事に宮迫、事件のカギを握り、2役となるヒロインを原田が演じる。演出は実相寺昭雄監督(67)が手がける。

 製作側は既にシリーズ化を視野に入れ、明智小五郎金田一耕助に続く名探偵キャラクターとして定着させるつもりだ。作品イメージも市川崑監督らが手がけた横溝正史金田一耕助」シリーズの雰囲気を狙っている。公開時期はハリウッド大作がずらりと並ぶ来夏を選び、全国200館規模で公開予定だ。

うわ〜、たのしみ!!

私としては、榎津津はゼヒ及川光博でやってほしかったんですけど(笑)