ドラクエの思い出4
ファミコン時代その3(ラスト)
私は受験生になった、中三。
まあ、入試を控えているといっても、所詮高校入試、
私には日常の勉強だけで十分だった。
部活を引退してからは、ゲーム三昧であった。
やっとクリアしたドラクエIIのエンディングを見るにあたり、ある衝撃を受けた。
私の中学校の時の下校の音楽だった(笑)
それがきっかけではないが、すぎやまこういち先生の曲にはまった。
近所のCDレンタル屋でサントラを借りた。
(この時、ドラクエ�Uのサントラ内のエンディング曲がそのまま下校の曲だと知った)
ここで新人戦でコレを使えば良かったと大後悔したがもう遅かった。
(ちなみに体操で使う曲にはボーカルが入ってはいけない決まりがある。
選手が声を出すのはおろか、歯を見せてもいけないのである。
でも笑顔じゃないと減点対象。ムズカシイ)
堀井雄二氏のシナリオにもはまった。
そして、シナリオライターに憧れた。
いくら話を考えると言っても、パソコンを使えないとダメだろうと思い、
工業高校の電子科に行きたい旨を担任に言うと、
普通科の高校へ行って、工業大学へ進学すればいいじゃないかと言われた。
要は、私が工業高校を受けると、落ちる可能性があるコがいたらしい。
結局、周囲の目に負け、高校に行ったら吹奏楽部にでも入ろうと思い、
普通科の高校へ進学した。
高校に進学した。
高校生ともなると、女子は恋愛やファッションに興味を持つものだが、
私がそういうものに興味を持つまではもう少し時間を要した。
きっと、幼い頃にクリスティとかルパンとかSF小説とかを読みすぎて、
その頃に興味を持つはずだったゲーム熱が中高生で爆発したに違いない(笑)
この頃には、ファミコンの次世代機であるスーパーファミコンが出回り、
ファミコンゲームは下火になってきていた。
我が家では例の如く、厳しい父が目を光らせていて、2万も3万もするスーファミなんぞ
買えたものではなかった。
でも、そのおかげ(?)で、ドラクエIIIをじっくりプレイすることが出来た。
コッソリ自室の押入れにテレビとファミコンを運び、
夜遅くまでプレイに勤しんだ。
あんまり遅くまで起きていると、トイレに起きた父に見つかってグーで殴られるので(爆)、
部屋に鍵をかけたりして工夫した(笑)
次はいよいよスーファミ編!(笑)