家飲み会

暮れから約束していた家飲み会をした。

というか、そいつの初詣につき合わされ(三が日中だからギリギリだったね)、初売りに付き合わせ(福引はティッシュカップラーメンだった・・・)、遅い昼食を食ってからのハナシ。

しかしよく食うなあウチら(笑)

バタバタと暗くなってからあちこち付き合わせてしまい、8時くらいから飲み始めた。

そいつが「里見八犬伝」を見るというので、仕方なくチャンネルを変える。私は昨日の前祝のせいでまだ見てないのよ。

「あ〜。よっぱらったあ〜」

それはいきなり始まった。

私がトイレに行ってる間に、地面に突き刺さるように寝ていた。

時間はまだ10時前。里見八犬伝で言えば山田優佐野史郎をぶっ殺したあたりである。

「おーい、面白いよ〜」

しーん。

わき腹を突いて(いや、指を突き刺して)みる。

しーん。

胸を掴んでみる(Eカップ)。

しーん。

仕方なく、ワインをチマチマ飲む。

ちなみにこの彼女、感情の赴くままに食ったり飲んだり寝たりと、きっと彼氏が出来たらハラハラして退屈しない女になるでしょうといった具合。

アヤノは5つ上なのですが、ツッコミどころ満載の妹分であります。

もう少し自制心とか自分のペースとかこうなったらこうなるとか、ドラクエIIムーンペタでレベル19は多すぎますというか。

古畑任三郎を見たかったのに、もう10時を回っているので、仕方なくビデオを撮ってある里見八犬伝(後編)を見る。ゲフー。

すると、ムクリと彼女は起き出した。

「トイレ。」

ほー、ようやっと起きた。行って来い行って来い。

「んー、んーッ」

・・・なんでベッドの後ろに回るの?

「あれ?」

ファンヒーターをまたぎ、押入れを開けようとしている。

「・・・おめえ何やってんの・・・?」

「トイレこっちだべ?」

注)彼女は我が家に来たのは10回20回単位です

「そこは押入れ!! トイレはこっち!!」

「あ、んだっけが?」

心配になり、トイレまで送る。とはいえ、トイレは私の部屋のすぐとなりだ。

中に収めてふうと一息。

中からドカバキという音がするが軽く無視する。壊すなよ。ていうか便座上げてその下に座ってねえか?

戻ってくる間に寝床を用意。ややしばらく時間がかかる。

やっと戻って来たので寝床にぶち倒し、毛布を乗せる。かけるというより乗せる。

結局最後まで里見八犬伝は私だけが見て、ねた。

起きると、彼女はまったくコレを覚えていない。

うわ記憶ないのかよ・・・。

「オマエゼッタイさあ、飲み会やって朝起きたら知らない男が隣に寝てて「アレ?」pict:yellow12とかやるぞ、いつか」

「うん・・・気をつける・・・」

気をつけようがないような・・・。つか、ワインはジュースじゃないんだから、のどを潤すように飲んじゃダメなんだよ??

おねえちゃんはしんぱいです・・・。