今日の『佐藤さん』
アヤノサンは仕事の都合で、数年前に聞いてあるケータイ番号に突然電話をするコトが結構ある。
今日も『佐藤さん』という学生さんのお客さんに電話をした。
日本全国どこにでもある苗字。アヤノのごく親しい知り合いだけでも10人は下らない。
アヤノ『もしもし、○○(会社名)ですが、佐藤さんのケータイですか?』
佐藤さん「ハイ・・・何の用ですか?」
む、何の用ですかとはご挨拶な。
しかし、学生の割にはずいぶんハッキリした物言いだな。
普通、学生はモゴモゴと答える人が多いもんだが。
アヤノ『アパートの件でお電話したのですが、お時間大丈夫ですか?』
佐藤さん「ハイ、大丈夫ですが。何の件でしょうか?」
アパートの件だって言ってるべよ。
・・・ん? 何かヘンだな。もしかして・・・
アヤノ『あの・・・佐藤さんは××アパートの佐藤さんではないですか?』
佐藤さん「違います」
アヤノ『あ! 失礼しました!!』
ブチ。
ごめんなさい佐藤さん
いきなり切ってごめんなさい佐藤さん
ていうか何でこの番号は佐藤さんからまた佐藤さんの名義になってるのもー!
誰も悪くないんだろうケド、やっぱり私が悪いのか・・・。