姜建華コンサートに行って来たよ

今日から新しく「クラシック」カテゴリを増やしてみました。

音楽系でまとめるのも乱暴だと思うので。

と言うわけで、『姜建華とNHK交響楽団メンバーによるアンサンブル』コンサートに行って来たよ。

姜建華(ジャン・ジェンホワ)さんとは、チャイニーズの二胡奏者です。

二胡なんて初めて聴きに行くけど、ほぼN響メンバー目当て?

ちなみに、N響メンバーとは弦楽器5名。あとピアノの人。

プログラムのチラシも家に忘れて来たので、何だか分からないままコンサートスタート。

つかみは「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」。

ざわついていた会場から拍手が巻き起こり、着席と共に止んだ拍手に次いで始まったつかみの曲としてはオッケーな始まりです。一気に会場の空気が変わりました。

隣の人が楽しみにしていた(と言っていた)『スターウォーズのテーマ』。

いやあ、アレを弦楽だけでやるのはムリでしょーと思っていたら、やっぱり一番頑張ってるのはピアノだった(爆)

2部はいよいよ姜建華氏の登場。

二胡は、呼吸が大事な楽器だそうで(弦楽器だけど)、ものすごく縦に横に動く。表情も動く。アヤノは金管奏者なので、もちろん演奏中に表情なんか動かせない。目とかは動かせるけどねえ。

何と言うか、北陽の虻ちゃんみたいな顔で(爆)、ちょっとウケた。

色々、有名どころの曲をやり、最後は『チャルダッシュ』。

後ろにバイオリンがいるのに、そのソロを奪って演奏しちゃうのは心苦しいと(笑)

でも、二胡って、その名のとおり、弦が2本しかないので、手がピアノみたいにチャカチャカ動かさないとああいう速い曲は難しそう。

でも、チャカチャカ動いて弾いていたよ。いともカンタンそうに弾いていたけど。

二胡は、音楽も奏でるけど、動物の鳴き声とか、鳥の鳴き声も演奏に入る。クラシックの曲もよかったけど、やっぱり中国の伝統の音ってカンジで、そういう音楽以外の音を音楽にしている部分も楽しめた。

ホントは、チケット1枚しかないし、当日突然思い出したコンサートだったので、どうしようか悩んだけど、1曲目の1発目の音を聴いた時に、「ああ、来てヨカッタ」と思えるコンサートでした。

でもその音は「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」なんだけどな(爆)

二胡もよかったんですよ。

ちなみに隣の席のオバハンが、2部始まってすぐの二胡のソロ曲中に椅子をつっかけてガタン! と音を立てて超ビビッた。つか、いくら前の席が空いていたからって、足を乗せるな。演奏者に足を向けるとは失礼な。しかも足裏。もー。